トランファーファクター信頼性と安全性

 免疫プラザ トランスファーファクターは免疫システムの中心的なもので、私たちの体を様々な病気から守ってくれるものです。

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2003年ページアップ以降、多くの方から、トランスファーファクターについてのご質問を、
お受け致しました。その都度返事を出していたのですが、手に負えず、2006年7月新たに、
このトランスファーファクターについてのページを、アップすることに致しました。


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 No3. トランスファーファクターの信頼性と安全性


  @トランスファーファクターとは何か?
 Aトランスファーファクターの歴史と研究
 Bトランスファーファクターの信頼性および安全性
 Cトランスファーファクターに対するよくある質問
  Dトランスファーファクターと免疫学から見た健康

トランスファーファクターに関するお問い合わせ

PDRは名称の通り、米国の汎用処方箋薬(病院が患者のために提供する医薬)の適応、用法、用量、副作用などを3,000ページ以上にわたって詳しく解説した書籍です。

米国の医師など医療関係者は、最新の処方箋薬と健康補助食品に関する情報を、患者に提供するためにPDRを活用しています。
今日PDRは医師にとって最も信頼性のある、薬と健康補助食品ガイドとして、米国における全ての医師のオフィス、病院、そして薬局などに置かれています。

PDRは一般の人も閲覧でき、安全性を保証し、適切な選択ができるように、最も頻繁に参照される選択的リストへのアクセスを提供しています。またPDRは過去59年間(2006年現在)、毎年、厳しい審査の上発行され、製品に関する最新の実験、臨床研究についての情報が載せられています。

特に、サプリメントはその内容と効果を立証するデータを提出し、FDA(米国食品薬品局)承認の上、毎年厳しい再審査を得て、研究結果等の信憑性などが厳しく判定され掲載されます。

従って、PDRに掲載されることは健康補助食品の安全性と有効性が評価されたことになります。またPDRに掲載されていない健康補助食品は、医師、医療関係者に使用もされないし、患者へも推薦しないと言われています。

  • 「今日の治療薬2004 解説と便覧」でも紹介

日本の医療スタッフ必携の、南江堂出版「今日の治療薬2004 解説と便覧」の「2.抗ウィルス薬と抗ウィルス療法薬」の項に、抗ウィルス療法薬として、非医薬品であるにもかかわらずトランスファーファクター(TF)が、P.85の表に紹介されています。

「今日の治療薬2004 解説と便覧」は、薬効群ごとに解説と便覧で構成し、解説では薬の特徴や使い方、注意点を簡潔に述べ、便覧では各薬剤の“組成・剤形・容量・用量”ならびに適応、警告、禁忌、相互作用、副作用などを記載しています。一目で最新薬を含む主要薬剤の全容を知ることができます。「一般の方のために」では、簡潔に薬のまとめを解説しています。

トランスファーファクターとは、米国4Life社の専売特許性品名と言うだけではなく、実は、「ビタミン」、「アガリクス」などのように、成分を表す普通名詞です。
日本においてもその研究と普及が待たれます。

  • 米国カルフォルニア長寿研究所による実験報告(1999年8月)

1999年、米国カルフォルニア長寿医学研究所にある、免疫機能を増強する有効成分の測定を専門とする研究室で、4Life社の依頼により、トランスファーファクターとトランスファーファクター・プラスを使って、測定されたナチュラルキラー細胞(NK細胞)活性増加の分析が行われました。

この分析の結果、トランスファーファクターは、単独でナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性化を通常反応の103%高め、トランスファーファクター・プラスは248%高めることが判明しました。

これが本当なら、世界中にある免疫賦活物質成分、200種類の中で、今まで分析された、IP6(49%)やアガリクス(48%)の約5倍、免疫ミルク(23%)の11倍という数値を示しています。

2006年度中に、牛の初乳から抽出したトランスファーファクターの、4Life社の特許が切れるのを期に、他社の製造販売が可能となり、実験・臨床などがここかしこで活発に行われることが予想されます。トランスファーファクターの普及にとってこれは願ってもないことです。

  • ロシア医療科学アカデミーによる最新実験報告(2004年6月)

2002年、米国4Life社は、鶏卵からもトランスファーファクターを抽出することに成功、特許を取得しました。
2004年、牛の初乳と鶏卵の黄身からそれぞれ抽出したトランスファーファクターを混ぜ合わせ、更に進化させたトランスファーファクター及びトランスファーファクタープラスを使用し、ロシア医療科学アカデミーで、アナトリ・ヴォロビーヴ博士率いる研究チームによる独自のテストが行われました。ブラインドテストによる細胞毒性実験を使い、ガン細胞が人間から採取されたNK細胞と組み合わされ、トランスファーファクター(及びプラス)によって活性化されたNK細胞と活性化されないNK細胞とに分けて実験が行われました。

よりよいブレンドの割合とNK細胞の最高活性化時間を判断するため、牛の母乳と卵の黄身を原料としたいくつかの異なったブレンドによるサンプルとNK細胞とが、時間を追って培養されました。

NK細胞の反応は、48時間の活性時間が最高であったことが、培養時間の比較により判明しました。

この研究の結果は、トランスファーファクターがNK細胞の活動を通常の免疫反応(この研究で基本ラインとして打ち出された反応)よりも283%も引き上げ、トランスファーファクター・プラスにいたっては、NK細胞の活動を437%も引き上げたことを示しました。

日本での信頼性を高めるためにも、日本でも、実験・研究・臨床が待たれます。

  • ロシアでの臨床実験報告
         「トランスファーファクターの方法論書」(2005年8月発表)

ロシア連邦(保健・社会開発省)によるトランスファーファクターの臨床結果をまとめた「トランスファーファクターの方法論書」が発刊されました。この「トランスファーファクターの方法論書」は、ロシア国内のいくつかの病院と医師及び研究者により、ヒトによる臨床試験の結果を取りまとめた報告書です。

臨床実験の研究は、名誉ロシア連邦科学者、免疫学者、アカデミー会員である、アナトリ・ヴォロビーヴ博士、ほか教授10名、医師4名など多数の研究者により行われました。

この「方法論書」は、アルタイ州医科大学(議定書No.405112003)の方法論評議会の中央調整会議にて検討・承認され、そしてロシア連邦保健・社会開発省にて審査され、発行されました。
尚、英語版他各国の翻訳版は、米国4Life社にて印刷発行されています。

トランスファーファクターの方法論書」の日本語版

<内容>
1、免疫反応機序の発達と、免疫細胞の損傷された機能の回復原理の現在の考え方。
2、初乳由来のトランスファーファクター新世代免疫調節作用物質。
3、様々な疾患におけるトランスファーファクターの使用。
4、トランスファーファクター使用方法と奨励される用量。

HIV感染、B型及びC型肝炎、ヘルペス、尿生殖器クラミジア感染、バクテリア感染症(骨髄炎)、悪性腫瘍(胃がん)、皮膚病(乾癬、アトピー性皮膚炎)、十二指腸潰瘍などの患者の治療に於ける、トランスファーファクター及びトランスファーファクタープラスの臨床的及び免疫学的有効性を実証する調査研究が、ロシア連邦の異なる病院で2000年から2003年にかけて行われた。

この臨床実験の結果は、有効性と安全性、治療の期間、トランスファーファクター製品の施容量、そして上記の疾患だけでなく、様々な病理状態の複合治療におけるその使用見通しを評価するのに役立っている。

・ウイルス性肝炎におけるトランスファーファクター使用の有効性
・クラジミア感染症でのトランスファーファクター使用の有効性
・骨髄炎でのトランスファーファクター使用の有効性
・HIV感染の免疫リハビリテーション治療でのトランスファーファクター使用と有効性
・アトピー状態の複合治療でのトランスファーファクター使用と有効性
・腫瘍患者の免疫リハビリテーションのおけるトランスファーファクターの役割
・十二指腸潰瘍の複合治療におけるトランスファーファクター使用の有効性

5、結論
この調査の結果によると、トランスファーファクターは、実際の治療でよく使われるインターフェロン、サイトカイン、その他免疫調節物質と同様な免疫効果を出し、さらに、トランスファーファクターの経口使用は、悪い副作用を最小化し、最良の薬理経済効果を与え、そして免疫リハビリテーション治療期間を短縮するのに役立つことが判明した。

また、トランスファーファクター及びトランスファーファクタープラスは、顕著な免疫効果を持ち、そして疾患によって起こされる免疫状態の撹乱を伴う、様々な感染症と全身疾患における治療、及び予防的効果のために有益であると結論している。

  • その結果、ロシア政府(保健省)が初めて、病院などでの
          健康補助食品トランスファーファクターの、使用を認可

トランスファーファクター及びトランスファーファクタープラスのNK細胞活性化実験および上記、臨床実験などの結果を受けて、ロシア政府は、ロシア連邦の全ての病院、保健所に対して、トランスファーファクター製品の使用を認可しました。

この認可証明は、ロシアにおいても、従来の健康補助食品には前例もなく、今後、世界中の科学者による研究報告(エビデンス)が期待されます。

  • 日本でも、トランスファーファクターを、医療現場で活用し始めています。

慶応義塾大学消火器内科教室OB 慶志クリニック院長佐藤潤博士
「病気をせず長生きするためには、環境、飲酒歴を含む食習慣、喫煙歴をはじめとするさまざまな生活習慣因子が関与していますが、人体内の免疫がもっとも重要です。免疫をつかさどる細胞の中でもNK細胞(ナチュラルキラー)の活性化の研究は医学界においても大いに注目される分野です。」
現在、慶志クリニック院長としてトランスファー因子の内科治療への応用を研究、実践中。

聖マリア病院副院長・「新生児医療に関するWHO」指定研究センター長・橋本武夫博士
「母親の母乳には、神秘的な物質がいっぱいつまっています。母乳育児の大切なポイントは栄養だけでなく、赤ちゃんを抱いてあげて乳首を吸わせることにあります。そして赤ちゃんが乳首に吸いつくことで母親の母乳が分泌されていきます。この最初に出てくる母乳、つまり初乳こそが免疫のコンク(濃縮)ジュースです。
最近、免疫の分野で母乳中のトランスファー因子の研究から免疫の新しい事実が次々に解明されてきており、母乳が見直されてきました。今後それらの中から新しいエビデンス(科学的な証拠・情報)が出てくることでしょう。

大分市の松山医院(免疫療法)では、免疫療法にトランスファーファクターを取り入れています。




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