新型インフルエンザの予防

 免疫プラザ 新型インフルエンザに対する過度な脅威を持つ必要はありません。免疫システムを正常に保つ工夫と、
      NK細胞活性を高める生活を心がければ、心配するほどのものではありません。

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新型インフルエンザに罹らないためには?


季節性インフルエンザの流行シーズンの到来です。しかし本年はそれに加えて、新型インフルエンザ(H1N1型)が世界的に猛威を振るっています。いずれのインフルエンザも比較的軽症で回復する場合が多いと言われていますが、ウイルスは日々変異しており予断を許しません。
特に、新型インフルエンザに感染した場合、重症化する人や重症化した例、死亡にいたることも報告されていますので、注意が必要でしょう。

新型インフルエンザとは、どのようなものか、どうすれば予防できるのか、感染しないためには、感染を拡大させないためには、どうすればいいのか、などこれらのことを考えて見ましょう。

新型インフルエンザとは?

通常、インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染して発症する感染症の一つです。鼻水、咽頭痛、咳など風邪と同様の症状も伴いますが、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状と38度以上の高熱がでるのが特徴です。
おなじみの季節性インフルエンザとしては、「Aソ連型」、「A香港型」などが有名です。

11月〜4月頃にかけて流行する通常の季節性インフルエンザは、毎年、多くの人が感染することから、それに対抗して免疫を持つ人々も年々増加してきた経緯もあり、さほど心配のないものです。

しかし、今年の春以降急速に蔓延し、夏場にも衰えることなく、世界中で猛威を振るっている新型インフルエンザはその様子が、今までのインフルエンザとは大いに異なるようです。

今回の新型インフルエンザは、季節性インフルエンザと抗原性が大きく異なります。そのため多くの人々がそれに対抗する免疫を持っていません。
そのことから感染スピードも一気に加速しており、私たちの健康や生活に甚大な影響を及ぼす恐れが指摘されています。

新型インフルエンザはどんな症状?

新型インフルエンザに感染すると、その症状は季節性インフルエンザの症状とよく似ています。突然の高熱、咳、咽頭痛、倦怠感、鼻水、鼻づまり、頭痛などです。多くの人は軽症で回復すると言われています。ですからパニックになるほど毒性の強いインフルエンザではないようですので、極度に恐れる必要はありません。

ただし、新型インフルエンザは、通常のインフルエンザに比べて下痢などの消化器系の症状が多いようですし、喘息などの慢性の呼吸器系疾患がある場合や、妊婦、乳幼児、高齢者などは重症化する可能性がありますので、注意が必要でしょう。

新型インフルエンザ感染の広がりは?
新型インフルエンザも季節性のインフルエンザも、ウイルスによって感染します。感染する方法は大きく二通り考えられます。一つは、2メートル以内の、感染している人のくしゃみや咳などとともに飛び散ったウイルスを、のどや鼻から吸い込む飛沫感染、もう一つはウイルスが付着しているものに触った手を介し、目、鼻、口などの粘膜や結膜などを通じて感染する接触感染です。

新型インフルエンザは感染しても発症しない人や、軽症ですむ人も多いと言われています。問題は、その様な人が自分でも知らないうちに、街や職場、学校など人が集まり行き交うあらゆる場所に、ごくありふれて当たり前にいると言うことでしょう。
これは、重症化する恐れを持った人に、不本意ながら感染させてしまう危険性を孕んでいます。

新型インフルエンザに感染しない予防法は?
新型インフルエンザ感染を予防するには、直接にはウイルスが目、鼻、口などの粘膜を通して感染するので、手や指で鼻や口などをあまり触らないようにすることが良いようです。しかし、無意識に触ってしまうこともあり、こまめな手洗いやうがいは有効な予防法の一つです。

また、マスクは、混雑する場所や乗り物など換気の悪い場所などでは予防(?)策の選択肢の一つではありますが、過度の期待は禁物です。咳やくしゃみなどの症状のある人にはなるべく近づかないように心がけましょう。

とは言っても実は、新型インフルエンザの発症者は氷山の一角で、目立たない潜在的感染者は、ものすごいスピードで広がっていると見られます。家に閉じこもらない限り、社会生活を営む上で、感染者に接触しないで済む現状ではありません。

ではどうすればいいか?
例えば、海外旅行で同じものを食べてもコレラに感染し重い症状を発症する人、感染しても軽くてすむ人、まったく発症しない人がいるのは何故でしょう?
通常健康な人は、コレラ菌が体内に入っても、白血球内にあるマクロファージや顆粒球、NK細胞、T細胞、B細胞などの免疫系が正しく働き、コレラ菌を排除して悪化させないようにしてくれます。しかし、免疫系のバランスが崩れている人は、コレラに感染してしまいます。さらに、免疫力の低い方は発症してしまいます。これはそれぞれの人が持っている生命力、免疫力の強さの差によるものです。私たちにはもともと常に健康であろうとする働きがあるのですが、ストレスや何らかの理由で、免疫バランスが崩れている人も多くいるのが現状です。

新型インフルエンザに感染しないように、感染しても発症しないように、常日頃から、食事や睡眠、ストレスなどに気を配り、免疫バランスを正常に保つよう心がけましょう。

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